体験記2

『拳法への道』

佐々木勇

はじめまして!私は今年の2月に錬武会に入門させていただき、日本拳法を始めた者です。これまで格闘技の経験は全くなく、完全に一からのスタートでしたが、思い切って拳法を始めてみて、いまは本当にすばらしい世界に出会えたと感じています。

 私は今年33歳になりますが、実は20代前半のころから格闘技や武道に興味はありました。特にボクシングと柔道が好きで、テレビなどでよくみていました。でも、自分が実際にトライするまでには至りませんでした。というのは、中学・高校での部活でハードなスポーツは十分やったし、「いまさら新しく何か始めてももう遅いだろうな。」という思いがあったのです。でも、それは「はじめの一歩」が踏み出せない自分への都合のよい言い訳だったのだろうと、今にして思います。

 その後、学校を卒業して就職した職場には、いろいろな格闘技・武道のクラブがあり、その中でも日本拳法は盛んなほうでした。防具を身につけ、全力での突き蹴りの応酬、組み合ってからの攻防など、初めてかいまみた日本拳法の迫力は強く印象に残りました。打撃、投げ、関節という3つの要素があり、全力でのフルコンタクトの打ち合い、しかも競技としての安全性は高い。「こんな格闘技があったのか。」という感じです。

 それでも、まさか自分がやろうとは思わず年月はたち、30代になりました。人生は何もしなくても、着実に過ぎていきます。「俺ももう30代かあ。」とつぶやいたら、次のときは「もう40代かあ。」と言っているかもしれません。ある日、そう思ったとき、矢も盾もたまらなくなりました。「やりたいことはやり残すべきじゃない!俺は昔から武道に憧れていたじゃないか!」

 そして、この日本拳法の世界に足を踏み入れることになったのです。

 ずっと憧れはあっても、はじめからあきらめてしまっていては、結局時間だけが過ぎていくばかりです。その時間こそが人生だと考えたら、本当にもったいないことではないでしょうか。私は、情けないことにずっと「あきらめ」だけが先行していたのです。でも、思い切ってそれを振り切って、未知の「一歩」を踏み出したことを、いま私は本当に良かったと思っています。まだまだ私にとって、この道は始まったばかりではありますが、「日本拳法」という、すばらしい道に出会えたのですから。。

そして、この錬武会でのご指導・稽古は、私にとって、とても楽しく、毎回充実した汗を流しています。もし、武道・格闘技への興味があるにも関わらず、始めることにはためらいを感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、錬武会の稽古を見学されてみてはいかがでしょうか。私は自信をもっておすすめ致します。

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