『おじさん達もがんばっています』
『おじさん達もがんばっています』
高見正勝
錬武会副主将
日本拳法3級

初めまして。私は錬武会に2009年3月より入会し1年になります。48歳での入会はいささか無謀かと思いましたが体験稽古に参加させて頂いた時に同世代(1歳年上)の方がおられ20代,30代の方と同じ様に稽古をしている姿に刺激され,入会を決意しました。
私にとって稽古は決して楽ではありませんし,生傷は絶えませんが稽古が終わった時には清々しい充実感があります。稽古後の皆で飲むビールは最高です。メンバーの世代はそれぞれですが,同じ目的を持つ同士の壁は全然気になりません。楽しく稽古を続けられます。まだまだ未熟者の私ですが『継続は力なり』を胸に刻み無理をせずマイペースで精進していきたいと思っておりますのでこれを見て日本拳法に興味をお持ちの方がおられましたら是非一緒に汗を流し,美味しいビールを飲みましょう。
『拳法への道』
『拳法への道』
佐々木勇
日本拳法5級
はじめまして!私は今年の2月に錬武会に入門させていただき、日本拳法を始めた者です。これまで格闘技の経験は全くなく、完全に一からのスタートでしたが、思い切って拳法を始めてみて、いまは本当にすばらしい世界に出会えたと感じています。
私は今年33歳になりますが、実は20代前半のころから格闘技や武道に興味はありました。特にボクシングと柔道が好きで、テレビなどでよくみていました。でも、自分が実際にトライするまでには至りませんでした。というのは、中学・高校での部活でハードなスポーツは十分やったし、「いまさら新しく何か始めてももう遅いだろうな。」という思いがあったのです。でも、それは「はじめの一歩」が踏み出せない自分への都合のよい言い訳だったのだろうと、今にして思います。
その後、学校を卒業して就職した職場には、いろいろな格闘技・武道のクラブがあり、その中でも日本拳法は盛んなほうでした。防具を身につけ、全力での突き蹴りの応酬、組み合ってからの攻防など、初めてかいまみた日本拳法の迫力は強く印象に残りました。打撃、投げ、関節という3つの要素があり、全力でのフルコンタクトの打ち合い、しかも競技としての安全性は高い。「こんな格闘技があったのか。」という感じです。
それでも、まさか自分がやろうとは思わず年月はたち、30代になりました。人生は何もしなくても、着実に過ぎていきます。「俺ももう30代かあ。」とつぶやいたら、次のときは「もう40代かあ。」と言っているかもしれません。ある日、そう思ったとき、矢も盾もたまらなくなりました。「やりたいことはやり残すべきじゃない!俺は昔から武道に憧れていたじゃないか!」
そして、この日本拳法の世界に足を踏み入れることになったのです。
ずっと憧れはあっても、はじめからあきらめてしまっていては、結局時間だけが過ぎていくばかりです。その時間こそが人生だと考えたら、本当にもったいないことではないでしょうか。私は、情けないことにずっと「あきらめ」だけが先行していたのです。でも、思い切ってそれを振り切って、未知の「一歩」を踏み出したことを、いま私は本当に良かったと思っています。まだまだ私にとって、この道は始まったばかりではありますが、「日本拳法」という、すばらしい道に出会えたのですから。。
そして、この錬武会でのご指導・稽古は、私にとって、とても楽しく、毎回充実した汗を流しています。もし、武道・格闘技への興味があるにも関わらず、始めることにはためらいを感じている方がいらっしゃいましたら、ぜひ、錬武会の稽古を見学されてみてはいかがでしょうか。私は自信をもっておすすめ致します。
『他格闘技・武道から見た日本拳法』
『他格闘技・武道から見た日本拳法』
高宮潤一
日本拳法5級
私は、空手や総合格闘技を10年程練習し、現在は当会で2年弱稽古をさせて頂いている者です。私なりに他武道(格闘技)と比較した上での日本拳法の特徴を述べてみたいと思います。
まず第一の特徴は、独自の強固な防具を用いて実乱撃(スパーリング)を行う点です。これは日本拳法の最大の特徴ですが、自由に思いきり打ち合えるため、「間合いのやりとり」や「当て勘」が「安全」に身につきやすいです。防具を用いて稽古を行う武道は他にもありますが、日本拳法ほど「安全に」「しっかり打てる」武道はなかなかないと思います。
次に、ポイント制を採用している点です。防具が強固であると、むやみに打ち合いがちですが、ポイント制を採用することで、それを阻止しています。これは、不要なダメージの蓄積を防止する上でも重要です。また、実乱撃では、コンビネーションのやりとりが中心となりますが、しっかりした打撃しかポイントにならないため、一つ一つの技に極めが生まれやすくなります。
三番目に、下肢への攻撃が制限されている点です。ローキックは有効な技ですが、ともすると我慢比べになってしまい、他の技の上達の妨げになります。また、他の蹴り技に比べ中に入られやすいため、バーリトゥード等の総合格闘技の試合では、ローキックの打ち合いになることはあまりありません。日本拳法の場合は、足払いは認められていますので、下肢への攻撃に意識を持ちつつ、不要なダメージの蓄積を減らすことができます。
いろいろと日本拳法の長所ばかり書きましたが、もっと過激で実戦に近い武道はあるし、逆にもっと安全でのんびりしたものもあります。ですが、日本拳法ほど、「実戦性」「安全性」「武道としての日本文化」を高いレベルで維持している武道は他ではなかなか見られません。初心者の方でも、努力に見合った上達が実感できると思いますし、また、日本拳法は「安全に」「何をやってもいい」武道なので、他武道経験者は、その経験を日本拳法に活かせる部分が多いのではないでしょうか。
『チームで戦うとゆう事』
『チームで戦うとゆう事』
高宮潤一
日本拳法5級
先日、練武会は、会の発足以来、初めて団体戦に出場しました。私も、団体戦のメンバーの一人として参加させて頂きましたので、その時の感想をレポートさせて頂きたいと思います。
試合当日の朝、某ファーストフード店に集まり、大会出場に関する庶務事項等を確認。私を含め、皆やはり緊張している様子。雑談もあまり盛り上がらないまま、会場へ。
なんとも言えない緊張感が漂う中、昼過ぎから、ついに我々の初めての試合がスタート。が、私含め、皆初めてとあって動きが固い。「うーん、何かうまく動けない」そんな雰囲気が支配するまま、第一試合が終了。
続いて、第二試合。相手は、三、四段の全日本優勝者で固めた常勝軍団との対戦。私は、内心では「勝敗はともかく、怪我だけは・・・」と思っていましたが、仲間達が、体格でも段位でも明らかに勝る相手に果敢に挑んでいく姿を見て、やがて「自分もやってやる」という気持ちに。勝つことはできませんでしたが、強豪相手に、皆闘志みなぎる戦いを演じ、チームとして大きく成長した瞬間でした。
第三試合。皆、前の試合で吹っ切れたのか、先鋒、次鋒と勝ち星を重ねていく展開に。私は中堅(三番目)でしたが、チームとして勝ちを決めたい一心でした。大学時代にも何度か試合に出たことがありましたが、これほど勝ちたい、と思ったことはなかったかもしれません。結局、皆負けることなく、チームとして初めて一勝を勝ち取ることができました。
「仲間は喜びを二倍にし、悲しみを半分にする。」――よく言われる言葉ですが、実際はそう簡単ではありません。そうするためには、普段からお互いを想う気持ちが必要だと思います。私達が、急速に団結力を強めることができたのも、普段の仲間達とのコミュニケーションが良かったからかもしれません。選手同士の励ましあいや介添人のアドバイスが、モチベーションに大きく左右することを実感した大会でした。
試合において一番大事なのは、もちろん「勝敗」ですが、生涯武道として考えた場合、様々な価値観があってよいと思います。今回、一勝をあげられたことは当然嬉しいですが、何よりも、試合を通じて連帯感を感じることができたことに、大きな意義があったと思います。
『後ろにいてくれるから』
『後ろにいてくれるから』
深川晃史
錬武会監督
日本拳法1級

「一生懸命じゃなくて一所懸命だよ」
生きてる間、ずっと全力で何かすることなんてできない。一つ一つのことに全力を注いで、休む時には休む。
一生全力で走り続けるなんてできない。休憩しなければ走ることもできなくなってしまう。
一つのことを全力で終わらせて、休まず別のことに全力を注いでも効率が悪い。
一つのことを全力で終わらせたらそれはそれで一区切り。休憩でも好きなことでもしてまた別のことに全力で取り掛かる。
それが一所懸命。
昔、家族で普段話をしてるときに母に教えられたことである。
大会の主役は出場選手かもしれません。
しかし、その主役も準備を万全に試合場に向かっても自分の背中は見えないもので、試合で負ける前に自分で負けてしまうこともあります。
そんなときに選手の背中を見送ってくれる存在はありがたいものです。
何度も試合を経験した人でも見落としはあります。
実際、ベテランのスカイダイバーがパラシュートそのものを装備し忘れてダイブしてしまう事故は何年かに一度は発生しています。
試合でも簡単な準備の見落としで思わぬ怪我をしてしまうこともあります。
何か不備がないかとそわそわしながら試合場に上がるより、介添人が一緒に確認してくれればしっかり前を見て試合に集中できるようになります。
“勝って兜の緒を締めろ”これは素敵な言葉ですが、そのためには確実に勝ちにいくことが必要です。それを支えてくれるのが介添人です。
試合前を見届け、試合後を迎えて、次の試合に挑む時も自分で見えてない所を見てくれるから休めるときに休め、挑む時には全力で挑めるようになれるのです。
介添人が大会などで表彰されることはありませんが、介添人の居る・居ないでは選手の勝率は大きく変わるでしょう。
大会を盛り上げ成功へ導くのに必要なのは、出場選手を後ろから見守る介添人が一番の盛り上げ役でしょう。
※この度のNPO法人日本拳法協会主催平成22年度全日本拳法団体選手権大会において介添人を引受けて下さいました芹田元一さん、佐々木勇さんに対し選手一同深く感謝申し上げます。

HOME